『スマホアプリはなぜ無料?10代からのマーケティング入門』松本健太郎
私はこれまでに、経済を勉強しようと『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』などの大人が手にとるような入門書を読んできました。
YouTubeなどでも、経済の解説をしてくれる動画などが出ていて、わかりやすいと言えばわかりやすいですが、自分に落とし込むのに少し苦戦・・・。
そこで、ヤング向けの本の方がスッと理解することができるかも!と、今回の本を選んでみました。
この本は中学生~高校生向けに書かれた本のようですが、20代の私にとってちょうど良いレベルの解説本だったなと思います。
実際に普段使っているサービスを例に、経済やマーケティングについて学ぶことができます。
タイトルにある通り、TikTokやInstagramなどのSNSスマホアプリがどのように利益を得ているのかや、スターバックスの仕組みなどが例に挙げられています。
今までなんとなくで理解していたお金や社会の流れがしっかり言語化されており、しかも説明が噛み砕かれていてとても身近で分かりやすいので、スッと頭に入ってきました。
読み終えた後、自身が本から得た知識や内容を問われたときに、自分ですぐに説明することもできそうなくらい分かりやすい。
メルカリを使っている人は、この本を読むことで値段設定の仕方など、実践的に知識を活用することができるかもしれません
フワッと経済やマーケティングを理解していたけれど、人に聞かれた時に明確に答えることができなかったという人には、かなりこの本おすすめです。
入門書としてはピッタリだと思います。
ヤング向けの本を読むのにそこまで抵抗はなかったけれど、今まで特に注目していたわけでもなかったので、今回の読書はかなり有意義でした。
理解するのに頭を使わないといけない本を読むより、頑張らなくてもスッと頭に入ってくる本を読んだ方が、私にとってはとても良かった!
これを読んだ上で、もう一度『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』を読んでみたら、さらに理解が深まるかもしれません。
これからは積極的に、ヤング向けも読んでいこうかな。
ヤング向けの本、あなどれない!!
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